大人の方と同様に耳、鼻、のどなどで起きた症状や異常、病気について診療しています。診察にあたっては、お子さんの成長も踏まえつつ、小児特有の疾患に対応します。
小さなお子さんは強い痛みなどがなければ、とくに症状を訴えることはなく、言葉でその状態を表現することは困難です。そのため、私たちはこどもの診療の際には、「耳」、「鼻」、「のど」のすべての部位の診察を行います。隠れた病気を見逃さないために、内視鏡などを用いて保護者の方にも「みえる診療」を行い、納得した治療を受けていただきます。また、ドロップスクリーンを用いたアレルギー性鼻炎の早期診断や、舌下免疫治療を行うことが可能です。「こども優先のクリニック」を目指し、こまめな通院が必要と判断した場合には予約なしで処置を行うシステムを作り、鼻水、咳、が続くこどもが通院しやすいクリニックになるように努力します。また、発熱のお子様にはインフルエンザ、コロナウイルス検査など、発熱外来での対応が可能です。発熱のあるお子様は発熱外来の予約をお取りください。
※ドロップスクリーンは、検査キット数に限りがあるため、対象を小児のみに限定します。また、検査結果は翌日以降(再診時)にお伝えします。
よく見られる症状
耳の症状
- 呼びかけているのに気づかない
- 声が大きい
- 耳が臭う
- 耳漏がみられる
- 聞き返しが多い
鼻の症状
- 鼻水・鼻づまり・くしゃみ
- 口で息をしている
- 臭いに気づいていない
- 鼻血がよく出る
口・のどの症状
- のどが痛い
- 口の中を痛がる
- いびきをかいている
- 嚥下(物の飲み込み)がしにくそう
- 声がかれている
よくみられる疾患
- 中耳炎(急性・慢性・滲出性・真珠腫性)
- 外耳炎
- アレルギー性鼻炎
- 難聴
- いびき
- 急性鼻副鼻腔炎
- 慢性副鼻腔炎
- 花粉症
- 耳垢塞栓
- アデノイド増殖症
- 扁桃肥大
- 急性咽頭炎・扁桃炎など。